
株式会社 レナウン 仲宗根 珠子さん(2007年卒業)
私はデザイナーになってからの方が、イメージを伝えることの難しさを実感しているかもしれません。
学校ではデザインから縫製まで、自分ひとりで完結できますが、多くの人間が関わる会社では、自分が思い描いたイメージを人に伝えるためのデッサン力はもちろんのこと、的確に説明するチカラも必要です。また企業デザイナーは、自分の好みのものを作るわけではなく、ブランドコンセプトに合わせてデザインをするので応用力も大切です。
学生時代は、普段はあまり行かないタイプのショップにも足を運んで、いろいろなデザインに触れて感性を養ってみてください。
株式会社 オンワード樫山 井上 健吾さん (2008年卒業)
デザイナーになってまだそれほど長くありませんが、その中でも色々なことを学びました。まず視野を広くもつということ。もちろんアパレルなので流行の先読みも大切ですが、常に時代やお客様のニーズにも目を向けなければなりません。
景気が低迷する中、いかにコストを抑えて質の良い服をお客様に提供できるか。限られた条件のなかで服を作り、そして自分の個性を発揮する、そこが一番の課題でもありやりがいを感じるところだと思います。
学生時代はとにかく視野を広く、いろいろな物事に興味を持ってチャレンジしてみてください。
株式会社 キャン SM2 ehka sopo 鈴木 由依子さん (2009年卒業)
私は小さい頃からファッションに携わる職業に就くことを目標にしていました。そして念願のファッションアドバイザーとなり、毎日がとても充実しています。
今の私にとって、お客様との会話から好みやニーズを察知し提供していくこと、そしてお客様が笑顔で帰られる時が最大の喜びとなっています。今まで学校で学んだ色彩・素材・スタイリングなど様々な知識が接客への基礎となり、私の大きな自信につながっています。
ファッションに関する基礎知識をしっかりと学びながら、色々なことにも興味を持ち続けることが自分の将来に役立ってきます。夢をあきらめずに頑張ってください。
株式会社 東京スタイル 伊藤 楓さん (2009年卒業)
入社してからキャリアのブランドでパタンナーをしています。仕事にも慣れて少しずつですが、そのブランドの寸法感やデザイナーがイメージしているものを形にできるようになりました。
パタンナーはパターンだけではなく、デザイナーと同じようにイメージする力や仕様・縫製の知識も必要です。まだまだ勉強することがたくさんありますが、それらを習得して様々なデザインのパターンをひけるようになりたいです。
学生のころに使っていた部分縫いの教科書は縫製など細かいところまで載っているので就職した今でも本当に参考になっています。学生時代は課題など目の前のことに追われがちですが、服だけでなく様々なことにも関心をもってほしいと思います。
株式会社 辻洋装店 大森 晴香さん (2008年卒業)
私は高級婦人服の縫製をしています。服作りはひとつの工程だけでも、型違いで素材対応などが変わってきます。そのため縫いは縫い、アイロンはアイロンだけを解っているのではなく、その前後の工程や生地の特徴、パターンの構造などもよく理解しておかなくてはいけません。
自分のペースで縫っていた学生の頃とは違い、プロになると早さや正確さも必要になるので、毎日が忙しくて大変ですが、とてもやりがいのある仕事だと思います。
学生のうちに色々な生地に触れて素材対応について理解しておくと良いと思います。いろんなことに目を向けて学校生活を楽しんでください。